個人事業主開業について
初めまして。個人事業主開業について質問させて下さい。
まず、状況をお伝えします。
現在は会社員ですが、ごく近い将来には退職し、個人で仕事をしたいと考えています。
ただ、私が個人事業主になるのではなく、妻(会社員)を個人事業主とし、私は専業従事者という形で考えています。
(何故なら、実務は私でもある程度できますが、判断力や行動力、会計等については妻の方が優れているからです)。
すでに妻の来年の年末調整用紙には、扶養で申請し、見込み収入は月6万円x12ケ月=72万円と提出しました。
事業内容としては、設備機器の保守及び販売、樹木伐採、輸入販売、FXです。
(FXは私名義の口座で4年程の実績があり、妻と二人で運用しています。毎年利益があるので確定申告を行っています。)
個人事業を開業したら妻の名義でFX口座を開設し、私名義の口座は含み損がなくなった段階で閉鎖する予定です。
【質問1】
上記のような形での開業を考えていますが、何か問題になるような点はありますでしょうか?
【質問2】
上記内容で開業する場合、LLPの方がよりメリットが大きくなるのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、以上についてご教示いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
ご質問の件ですが、
質問1
特に問題ありません
質問2
LLPの最大のメリットは有限責任です。
また法人税が課税されず、出資者に直接課税されることから、組合員の所得税率が法人税率より低い場合には、法人を設立するよりもメリットがあります。
しかし、LLPは法人格がありませんので、事業規模が大きくなってきたときに、業務上非効率になることもありますし、一般的には株式会社のほうが社会的な認知度は高いですし、信用を得やすいと思います。またLLPは組織変更できません。
今後の事業展開を考慮して、ご検討いただければと思います。
よろしくお願いします。