副業としての会社設立に関して

はじめまして。
私は現在会社員で、副業として自ら事業を起こすため会社設立を検討しています。事業は現在会社と内容とは関係ないものです。

事業を起こすのに会社設立を検討しているのは、事情により副業を会社に知られたくないためです。

ご質問させていただきたいことは、自ら会社設立(合同会社など)をして100%出資、代表社員となった場合に、本業の会社に別の会社での給与所得がわかると都合が悪いため、無報酬で運営したいと考えていますが、このような経営実態が、何か法律上問題になることはありますでしょうか。
会社として得た利益から法人税25%を支払うつもりです。また住民税も支払うつもりです。ただし個人としての所得は得ないつもりです。残った利益をすべて内部留保としておきたいと思います。
なお万が一登記簿謄本で知られる可能性のあることは承知しております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

法律上というよりも、現在の勤務先の就業規則等に抵触する恐れがあります。

大抵の会社は、本業を疎かにされることを懸念して「副業禁止」との規定を設けています。

まずは勤務先の就業規則等を確認されてみては如何でしょうか?

ご質問のケースのように近年副業を行う方が増えていますが、勤務先とのトラブルを避けるため、

1.副業を個人事業とする
2.「親戚の会社に名前を貸している」などの理由で予め勤務先に了解を得ておく

などといった手段を講じている方が多いです。

菅原茂夫税理士事務所

2011/3/4 金曜日