個人事業開業について

農業コンサルタントとして仕事をしたい。54歳。
経歴としては農薬会社に30年以上勤務して、農業について関心がある。妻の
知人の農家で確定申告で苦労している人が息子の大学生が1時間程度で済ませ
て しまったことや、作物を作ってはいるが売り方がわからない人をインターネット販売につなげるなどの相談に乗るなど。
以下質問3つ。
【質問1】個人事業と株式会社の大きな違いは?
  税金対策、資本金、経費処理、保険など
  とりあえず、クルマの購入またはリースがいいのかなど
【質問2】農業コンサルタント、農業経営コンサルタント、農業経営診断士など名刺に印刷できるものでしょうか?
 現在もっている資格はつぎのとおりです。
 農学士、毒劇物取扱責任者、教員(高校農業)、農業改良普及員(三重県)
 マイクロソフトエクセル2003エキスパート
【質問3】個人事業の場合「改廃業届出書」を提出すればOKなんでしょうか
特別な費用や定款を決めるなどは必要ないのでしょうか。

公認会計士税理士の木村太哉です。
今後の農業の発展に尽力されることを期待しております。

1.株式会社と個人の違い
税金面では、会社組織にすると会社から給与という形でもらいますので、給与所得となります。給与所得では一定の金額を控除した額が所得となり、その控除額は結構大きいです。一方、個人ですと収入からかかった経費の実額を差し引いて計算して事業所得を求めます。青色申告ですと65万円を控除してもらえます。
一概にどちらが有利かは個別の事情におおじて異なるためお答えすることが難しいです。
会社組織ですと、資本金として一定金額を拠出します。個人ですと特にその必要はありません。

2.農業コンサルタント等
コンサルタントというのは、公的な独占業務を付与されるものではないため、名称使用は可能と思います。
ただし、「~~士」というのは、使用に疑問が生じます。

3.開業届
定款は不要です。
税務署には「個人事業の開業届」を行い、青色申告を行うのでしたら一緒に「青色申告承認申請書」も提出しましょう。
最初に設備投資をして消費税がかるのでしたら「課税届」も届け出ましょう。
あと、減価償却費やその他について法定の方法以外を使いたいならそれも届け出る必要があります。

以上

木村太哉公認会計士税理士事務所

2012/4/6 金曜日