土地売却時の税金について

2004年4月に父親が亡くなり、土地を相続し、
2005年3月に父親から私に名義変更しました。

この土地を売却した場合、所有期間5年未満と看做され、
短期譲渡所得の課税となるのか、または長期譲渡所得
(5年超、または10年超所有軽減税率)となるのか教えてください。

尚、父親は、昭和49年2月に土地の登記を完了してます。

譲渡所得は、長期譲渡所得と短期譲渡所得に分かれます。
土地や建物の譲渡が長期になるか短期になるかは、
取得の時から譲渡した年の1月1日までの所有期間が、
5年以内か5年を超えるかどうかにより判定します。

取得の時期は、通常、売った土地建物を買い入れた日です。

相続で取得したときは、
死亡した人の取得の時期がそのまま取得した人に引き継がれます。

したがって、死亡した人が取得した時から、
相続で取得した人が譲渡した年の1月1日までの所有期間で、
判定することになります。

本件は、父親が昭和49年2月に土地の登記を完了しているようですので、
長期譲渡所得に該当します。

山口経営会計事務所

2007/9/25 火曜日