相続時精算課税制度について

質問させて頂きます。よろしくお願いします。

※今年3月に実母名義の土地・建物が東京都の再開発事業により、実母に補償金が支払われました。

※私自身は持ち家のマンションに家族と居住中で、当初は予定がなかったのですが、3月の地震後、何があるかわからないご時世になり、母は他県に居住中ですが、一時的に引き取る場合、手狭なため、私の住まいの買い替え案が出てきました。
4,000万を実母から提供予定で購入を検討したいと思ってますが、

1. 収用で得た補償金を相続時精算課税制度を利用する事は可能でしょうか?

2. 自己資金は正直、ないため、上記1.を利用出来ない場合、どのような名義で購入(契約・登記)手続きしたらよいのでしょうか?

3. 1.を利用できる場合、長男が22才のため、孫として資金援助をカバーできるでしょうか?

以上です。

収用の対象となった土地・建物には、母の住民票登録はされてましたが、事情があり、母は別の場所で生活してました。

いろいろな考え方がありますので、一概には言えませんが、私は、相続時精算課税はお勧めしていません。なぜなら、贈与を受けた時は3500万円を引いて残りに20%をかけた分だけ贈与税を負担しますが、相続発生時(お母様が亡くなられた時)にその財産も合算して相続税を計算し、先に払った贈与税を引いて相続税を払う(相続時に精算)する制度だからです。補償金でもなんでも相続時精算課税は受けられますが、お母様名義で購入されたほうが相続時の評価が下がり(現金だと4000万円、土地・建物は6~8割くらいの評価)得だと思います。

2011/6/21 火曜日