土地・建物の持分比率についての質問です

土地契約及び建物建築請負契約を結びました.土地5500万 建物3500万で総額9000万の予定です.まず,土地の決済が近づき持分比率の確認になりました.
 出資は妻2000万(うち住宅購入に対する父母からの贈与1100万含む)で,夫7000万(住宅ローンと自己資金)の予定です.
通常なら持分は土地・建物含めて2/7と5/7で良いのですが,将来の相続(妻より夫が7歳年上ということもあり)を考えて,資産価値の高い土地に妻の出資配分を強くしたいと思っています.
 そこで有効な土地・建物の持分比率はありますか.たとえば建物の持分を全て夫にして土地は20/55と35/55とした場合の不具合を教えてください.

宜しくお願いします.

お金に色はついていませんから、税務上はおっしゃる持分でも問題は出ません。確かに建物は価値が下がるのみですら、相続対策の1つの手段にはなるでしょう。
どらかというと住宅ローンを組まれる銀行さんで納得してくれるか、という問題かと思います。
なお奥様がご両親から受ける贈与については「住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税」の特例、また、将来的に「居住用の不動産を贈与したときの配偶者控除」も検討されるといいのではないでしょうか。

及川小四郎税理士事務所

2011/9/16 金曜日