開業日が5月だった場合、4月までの扱い

在庫も店舗も持たないフリーランスです。毎年経費が多いのに白だと計上できないということで、昨年、開業しました。非常勤で「報酬」を受け取っているという形は開業前後で変わっていません。

 昨年の6月に開業届けおよび青色の申請に行ったため、開業日は5月1日です。この場合、
 (A)4月までは白色で、5月から青色で出すのか、
 (B)1月1日から青色扱いにできるのか
どちらでしょうか?
税務署でうかがったところ、はっきりしたお答えがいただけず、「一月から青色で出していいんですか?」というこちらの確認に対して「そうですねぇ~。まぁ~」と、なんとなくOKな雰囲気でした。制度上はダメだけど運用上はアリ、ということでしょうか?

【質問1】
もう1月1日からソフトに入力してしまったのですが、提出時に受理されないと困るので、AかBか、それ以外なのか、教えていただきたく、宜しくお願いいたします。

【質問2】
Aの場合、4月までにかかった経費は
開業費として計上し、1月から4月までの売り上げと5月から12月までの売り上げを分けて確定申告書Bの収入欄に書けばよいのでしょうか?

基本から分かってなくておかしなことをお尋ねしているのかもしれませんが、どうぞご教授のほど宜しくお願いいたします。 

質問1について
青色申告承認申請書は、事業開始から2カ月以内になりますので、開業日とされた5月1日より前の1月から4月までに売上があるのでしたら、前から開業していたことになりますし、2か月以内に提出していないので今回の申告は、白色申告になります。
質問2について
売上・経費については、白色の収内訳書に記入してください。国税庁のホームページに記入の仕方がありますのでご参考にしてください。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/10.pdf

福島税理士事務所

2011/3/18 金曜日