居住用住宅の配偶者への一部贈与について

質問させていただきます。

夫名義で12年前に住宅を購入し、現在、固定資産税評価額2200万、銀行ローン残1000万です。
結婚30年過ぎています。これからも夫婦で居住します。
土地、建物の3分の1を、妻名義に、贈与したいと考えています。

質問1
ローンがあっても可能ですか?
質問2
税金など、費用は概算いくら程かかりますか?

1.ローンがあっても抵当権付のまま贈与すれば可能ですが、抵当権の設定し直しが必要になるでしょう。借入先の金融機関と相談が必要です。

2.建物は固定資産税の評価額ですが、敷地権又は土地は路線価等の基づいて評価しますので、贈与価額ははっきりしません。

 贈与する評価額2110万円までは贈与税はかかりませんが登記するときの登録免許税は、贈与する土地、建物の固定資産税の評価額の2%となります。

 現在は不動産も値下がり傾向にあり、相続税の対策としては効果は薄いので他の方法もありますが、メンタル的な安心感等ほかの理由でおやりになるのであればそれもいいでしょう。

2011/4/11 月曜日