新築住宅購入の際の贈与税について

質問させていただきます。

新築建売住宅を3380万円で購入し、平成22年9月に引き渡し予定です。
購入にあたり、妻(無職)の親から1500万円の贈与を22年7月にうけました。
名義は夫と妻で家、土地それぞれ2分の1を考えております。
住宅資金贈与特例と暦年課税併用での確定申告をしたいと思っております。

税務署で聞いたとことろ、贈与税が非課税となるのは、土地ではなく、建物のみです、とのお話でした。
建物の金額は1470万円(税込)です。

質問
30万円は課税対象になりますか?暦年課税110万円は、住宅を問わないのではないかな、思いますがいかがでしょうか?

質問
建物全てが贈与分で支払われことになるのですが、名義を2人で分けても大丈夫でしょうか?

質問
相続時精算課税制度を使っての申告の方が良いでしょうか?

どうぞ宜しくお願いいたします。

建物の取得とともにした土地は非課税の対象になります。税務署に再確認してください。
 22年中の贈与であれば1500万円まで非課税ですから奥様はほぼ50%非課税で持分を取得できます。
 土地建物を同時に取得し支出した金額の比に応じて共有に登記(土地建物共)すれば問題ありません。奥様の持分は1500万円+奥様の手持ち資金、貴方の持分は合計取得費から奥様の支出金額を差し引いた金額となります。
 相続時精算課税の場合は奥様が20歳以上であれば、4000万円まで贈与の時には課税されませんが、1500万円以外の部分は将来お母様の相続財産に加算されます。将来のお母様の相続において、相続税がかからないのであればそれもいいでしょう。しかし1500万円はほぼ半額ですし、将来の相続等に影響しない非課税の特例ですから暦年課税の方がいいように思います。

2010/11/30 火曜日