相続税の中から贈与を受ける場合

ご質問させていただきます。

・今年4月、配偶者・子供のいない叔父が亡くなりました。父母はもう亡くなっていて、相続人は兄弟5人です。

法定相続人の兄弟5人で均等に分割した遺産の中から、姪である私に240万円贈与したいので受け取ってほしいと言われました(生前一番近くにいて、亡くなってからの雑務を一手に引き受けたお礼とのことです)。

申し出どおり受け取った場合、贈与としての手続きはどのようになるでしょうか。

また、その兄弟の中にそれを快く思っていない人がいて(兄弟のうちの一人の配偶者)、この件に関しては承諾しているものの、私に領収書を発行して欲しいと申し出てきました。この場合、領収書の宛名はどのようになるでしょうか。

あまりにゴタゴタするので、何度も受け取りをお断りしたのですが、”世話になったのだから、どうしても気持ちを受け取って欲しい”と言われ困っています…。

はじめまして。
税理士の吉川と申します。

>> 法定相続人の兄弟5人で均等に分割した遺産の中から、
>> 姪である私に240万円贈与したいので受け取ってほし
>> いと言われました(生前一番近くにいて、亡くなってか
>> らの雑務を一手に引き受けたお礼とのことです)。

均等分割ということですので、兄弟5名の方から、
それぞれ48万円ずつ贈与を受けたということになります。

贈与税の計算ですが、年間110万円を越える部分については
贈与税が課税されます。
【納税額】
(240万円-基礎控除110万円)×10%=13万円

>> また、その兄弟の中にそれを快く思っていない人が
>> いて(兄弟のうちの一人の配偶者)、この件に関して
>> は承諾しているものの、私に領収書を発行して欲しい
>> と申し出てきました。この場合、領収書の宛名はどの
>> ようになるでしょうか。

兄弟5名の方から贈与を受けておりますので、
兄弟の方の宛名を記載していただくことになります。

よろしくお願いいたします。

吉川直樹税理士事務所

2012/8/7 火曜日