不動産賃貸収入の節税

私は借地上(借主は私)の家屋(築30年)を一棟貸ししており、家賃が年
300万円程度になり、地代などの経費を差し引いても250万円以上の不動産賃貸収入となります。
 そこで質問です。
節税のため以下の2つのアイデイアを考えていますが、いかがでしょうか。

1、娘に収入がないので、家屋を安く娘に売却。娘が一棟貸しし、私は借地を娘に又貸しする。私は家屋家賃から100万円+家屋諸経費を減じた額を又貸し地代として受け取り、不動産賃貸収入を100万円強圧縮する。

2、或いは、家屋の所有権の4割程度を娘に売却し、娘に家屋家賃収益を持分割合(4割)で分配する。
家屋家賃収益250万円×4割=分配金100万円。これにより収益を100万円圧縮。
 なお、私名義の借地の評価の問題は、家屋の所有権4割と同じ割合で借地を無償で使用貸借させていることにする。

 以上、他に良い方法があれば合わせてご教示ください。

借地については、一般的に借地契約において譲渡・転貸等の禁止条項がある場合がありますので、契約違反による契約解除等にご注意ください。
不動産の賃貸収入を分散させるのでしたら、建物の持分を贈与するのも一つでしょう。
詳細については、お近くの税理士にご相談ください。

福島税理士事務所

2012/3/5 月曜日