住宅取得資金について

独身向けの新築マンションを購入しました。
住宅取得資金として、母が500万円援助してくれる予定です。

「住宅取得資金贈与の特例」か、「相続時精算課税制度」を
利用しようと思ったのですが
条件を調べてみると、購入した住宅は床面積42平方メートルで、母の年齢は62歳なので、どちらの制度も利用できないようでした。

この場合、通常通り贈与税が掛かりますか?
他に利用できる制度はありますでしょうか?

お忙しいところ恐縮ですが、何卒宜しくお願いいたします。

はじめまして。品川区不動前の税理士の八木俊助です。

ご存じのとおり、年齢65歳未満の親が床面積50?以下の建物の住宅取得資金を贈与をうけた場合、特段特例が設けられていません。
したがって贈与があった場合には通常通り贈与税が課税されます。

ここで3つばかり案を考えると
A案
現在500万円を借り、65歳以上となった年に贈与を受け相続時精算課税の適用を受ける方法

B案
住宅の名義に母の名義を入れ、そのまま無償で借り受ける方法

C案
住宅の名義に母の名義を入れ、65歳以上となった年に贈与を受け相続時精算課税の適用を受ける方法

いずれも一長一短がありますが、特段自分の名義にする必要がないのであればB案がお勧めです。
A案とC案は証拠を整えたり手続きが必要とされますので。

八木俊助税理士事務所

2012/5/22 火曜日