祖母の遺産である家(土地プラス家屋で6029944円)について

あ:母方の祖母が他界。母もすでに他界しているため、孫である長女A・次女B(既婚)・三女Cが相続することとなる。

い:BとCはその家を父に贈与もしくは売却(売却の場合はあくまで形式のみで水面下での金銭のやり取りなしと考えています)したいと考えている。

う:Aは精神疾患がありお金に異常に固執。素直に贈与するとは到底考えにくい。また、BCとAとの仲も悪く、必要最低限の会話すらままならない状態。

《質問イ》
い:について。贈与と売却は税金上どちらがお得か?手続き上の大きな欠点差はあるか?

《質問ロ》
仮に名義が父及びAとなった場合、長い目で見てデメリットはどういうことがあるか?

宜しくお願いします!!

はじめまして。品川区不動前の税理士の八木です。

《質問イ》について
売却時の税金は原則として
{売却金額-(買った時の値段-減価償却相当額 譲渡費用)}×税率
ですのでその土地建物の買った時の価格などの資料がないと贈与と比較しどちらが有利かという判断できません。

《質問ロ》について
家族間の感情の問題もあるので深くは言えませんが、共有財産を所有している際、共有者と仲が悪いとその資産を有効に活用ができないということがよくあります。
例えば、通常土地建物の名義の一部を他人が買うということはまずありません。このように共有者の足並みがそろわないと不動産の売却は難しかったりします。

せっかく祖母様が残された財産ですし、家族で話し合い一致団結できるようになるのが一番なのですが・・。

八木俊助税理士事務所

2012/5/11 金曜日