質問させていただきます。

15年程前に、マンションを購入しました。住宅ローンを組む為に、母親に連帯保証人になってもらいました。
質問1 この場合、マンションを売った時に贈与税は掛かるのでしょうか?
質問2 ローンの借り換え時に銀行の方から連帯保証人(母親)を外す様に言われました。この場合、贈与税等が掛かるのでしょうか?

贈与課税が発生するのは、売却の際、抵当権をはずすために残債支払いを連帯保証人であるお母様が行った場合が考えられます。ただし、あなた自身が資力を喪失し、債務を弁済することが困難であると認められた場合はその困難である部分について課税されない可能性もあります。
質問2については連帯保証人を外す事と贈与課税の関連がよくわかりません。

平井直文税理士事務所

2012/1/25 水曜日

まず、連帯保証人とは債務者(借主)が返済できなくなった場合に、代わりに返済する義務を負う人を言います。
1.マンションを売った場合には、所有者に売却益・売却損が発生します。売却益が出る場合は、所有者に譲渡所得が発生するため、所得税がかかります。連帯保証人については、何ら関係ないため贈与税も所得税もかかりません。

2.連帯保証人から外れること自体は、何ら経済的利益を受けていないので贈与税は課税されません。

トータルサポート税理士事務所

2012/1/25 水曜日