住宅取得資金贈与非課税について

新築の住宅を購入する際に住宅取得資金贈与非課税制度を有効活用したいのですが、自分の親から1000万円、同時に自分の祖母から1000万円をもらうことは非課税で可能ですか?

住宅取得資金の贈与の非課税特例制度は、贈与者1人当たり1,000万円まで非課税ということではなく、贈与を受けられた方の合計額が1,000万円(平成22年度は1,500万円)まで非課税という制度です。
ご質問のケースですと平成23年贈与の場合、1,000万円は特例の対象になりますが、残りの1,000万円は通常の贈与税の計算を行うことになります。
残りの1,000万円について、暦年課税の場合は贈与税がかかりますが、相続時精算課税を選択された場合は贈与税はかかりません。(後日相続税の対象になります)

宇佐美税理士・社会保険労務士事務所

2011/2/22 火曜日