母の定期預金のゆくえ

質問よろしくお願いいたします。
家族構成は父86歳、母82歳、本人50歳、妻49歳、子28、22歳で本来ならば同居しなければならない所ですが、10年程前より意見の食い違いから別居、父、母以外はすぐ近くに借家住まいです。
実家の職業は農家で、後継者年金もあって住所などはそのまま変更せず、土地の登記も仮登記のまま、公共の支払いなども本人の名義の口座より引き落としと、全てが本人名義でここ何年か過ごしてきました。
最近になり母がうつ病と認知症を患い入退院の繰り返し、そんな中入院中の母曰く「どうしても名義の定期預金を解約しなければお金が無いから生活できない」との言葉に押されて姉と母の実妹の二人で何とか解約したそうなのですが、当の私は何も知らずにおりました。
現実的には私名義の生命保険も解約、建物共済も私の名義ですのでしようがなく解約して現状の生活に困る事は無いのですが、母の意志は強く定期の解約をしたものです。
2~3日前より相続税の話をしだし、これだと税金ばっかりに取られてしまうから現金にしておかなければとか、言っております。
独自に調べますと個人からの贈与は1年間に110万まで、と判りました。
しかしながら高齢ということもあり、実際死亡した時の事が気になり相談する次第です。今後父も長くはないと思いますと余計に心配になります。
本人名義の口座には250万位はあると思います、これも贈与の対象でしょうか?
どんな方法が一番良いのか教えてください。

把握出来た範囲で回答させて頂きます。
贈与とは、簡単に言うと、資産を保有している者が他の者に無償で譲り渡す行為を言います。
250万円の預金はお母様の名義でお母様の保有という前提で、それを他の人に渡せば贈与になりますが、そもそも認知症の状態ですので、お母様が贈与をするという意思決定がそもそもできないかと思います。
その状態で贈与を行う事は一般的には贈与とはなりません。
お母様には後見人を付ける必要がある状況かと推測できますので、家庭裁判所にご相談される事が宜しいかと存じます。
また、贈与や相続についても、お近くの税理士にきちんと相談される事が宜しいかと存じます。

2011/2/22 火曜日