住宅用土地取得時の贈与税

現在、私はアパート暮らしをしていますが、
今回、住宅用の土地(建築条件なし)を見つけ、家を建てようと思っています。

まず、親からの援助と本人の預金を合わせて、
ローンを組むことなく土地を購入し(そうしないと現在のアパートの家賃とローンが重なり生活が苦しい)、
その後、好きな工務店で、自己資金の残りを頭金にして家を購入しようと思っていますが、

この場合、土地購入後まもなく、家を建てたとしても、
親からの援助に対して3,500万円以内でも、贈与税はかかってくるのでしょうか。

また、そうであれば、税金のかからない、上手い方法はありませんか。

相続時精算課税の「住宅取得等資金の特例」は、
建物と土地を同時に購入する場合、
もしくは建物は建っていないが土地を購入する際に、
同時に建物を建築する事が決定している場合に、
土地にも適用されます。

ですから、先に土地を購入し、
後から家を建てる場合は「住宅取得等資金の特例」は適用できません。

ただし、ご両親が65歳以上であれば、
普通の「相続時精算課税」の2,500万円まで適用されます。

その後で、建物を購入する資金として贈与してもらうのであれば、
さらに1,000万円(合計3,500万円)までは贈与税は発生しません。

和田敦税理士事務所

2007/6/13 水曜日