夫婦それぞれが独立する場合、家賃や電気代などの按分はどうする?

夫婦それぞれが会社をやめ、フリーランスになる予定です。
2人とも自宅をオフィスとして使います。

それぞれ屋号を持って、個別に確定申告をする予定ですが、家賃や電気代などの按分はどのようにすればよいのでしょうか。
例えば作業時間を元に、夫30%、妻20%、家事利用分50%のように決めて、それぞれが自分の割合分を申告すればよいのでしょうか?

また賃貸ではなく持家ですが、この場合どのようにすれば家賃を計上できるでしょうか。

ご夫婦が同じ資格等により同じ内容の事業でそれぞれ独立されるには、独立性に疑念がもたれないようにすることが重要です。

水道光熱費等は事業用の部分を合理的に算定し、それをさらにお二人の使用割合で算定されればいいでしょうが、具体的には使用時間等合理的な方法を選んで数か月から1年程度の間の実績を参考にされるといいでしょう。

持家の場合、建物の減価償却費は上記の水道光熱と同様の基準で算定されればいいでしょう。
ご夫婦でどなたかお一人の所有の場合は 支払家賃は認められませんが他の人の使用部分で所有者の必要用経費にできない部分(固定資資産税等)は、使用者の必要経費にすることはできます。

回答税理士

2015/7/4 土曜日