年間110万を超える親への仕送りに贈与税がかかるのか。

・毎月、親へ15万ずつ仕送りしています。つまり、年間の合計金額は110万を超えてしまいます。
・両親とは別居です。
・私の年末調整の時、扶養家族として、両親の名前は申請していません。
・父は80代前半、母は70代後半。両親とも無職で、収入はないです。
・父は癌で、入院・手術・放射線治療等の後、現在経過観察中で、まだまだ医療費がかかっています。
・私が仕送りしなければ、生活保護を受けなければいけないような状況ではないです。節約して我慢すれば、やっていけないこともないという状況です。
・苦労して育ててくれて、大学まで出してくれた感謝の気持ちとして、仕送りを始めました。
・私の仕送りを毎月、生活費として、全額使い切っているかといえば、急な病気や親戚の葬儀などのため、多少は残していると思います。食費以外に何に使っているかは、具体的には把握していないです。

【質問】
こういう場合、110万超えた分は、過去にさかのぼって贈与税がかかるんですか。
110万という制限があるということを全く知らなかったので、決して、生活保護の不正受給みたいに、詐欺をしようと思っていたわけではないんです。
念のため、毎月の仕送り額を9万程度に減らしたほうが無難ですか。
せっかく、親孝行しようと始めたことなのに、親に迷惑がかかるかと思うと、すごいショックです。
よろしく回答お願いします。

ご質問者様のケースでは贈与認定される可能性は少ないと考えられます。

ご両親の必要最低限の生活面の負担をされている点、税務署は情状酌量の余地を与えている可能性が少なからず想定されるからです。

是非、扶養親族として年末調整されることをお勧めいたします。

回答税理士

ティーアンドティー会計事務所

2013/2/16 土曜日