交際費・会議費

基本的なことですみませんが、資本金1億以下の企業で交際費が年400万円の10%といううことは、360万円は利益から控除されるといううことですか?それを超えた場合、例えば交際費合計500万円の場合は500-360=140万円はただ単に税引き後利益からなくなるだけですか?

あと、会議費1人当たり5000円以下とありますが、5000円/人以下の場合は従業員等へのものであれば年間いくらになっても損金(控除)されるといううことですか?

まず、交際費に関しての控除限度額は、現在は年400万円ではなく600万円です。
正しい認識かどうかわかり辛いので説明しますと、資本金1億円以下の場合、限度額内で、支出交際費の10%が損金不算入になりますので、仮に300万円の場合、30万円が損金不算入になります。(270万円は損金として認められます。)600万円を超えた場合には540万円を超える部分は損金不算入となります。
また、5000円以下の交際費に関しては、会議費の話とは別で、主として社外の人の接待などに使用する金額で、一人当たり5000円以下の飲食に関しては、損金不算入の計算の際に支出交際費から除外できるという規定です。
会議費は会議として通常のランチ程度のものであれば金額の多寡とは関係なく交際費以外の会議費として処理できるという話になります。
私見ですが、会議費に関しては、会議の体裁などを考えると、程度問題も重要かと思われます。

2011/8/18 木曜日