平均課税適用可否について
電機メーカー勤務の会社員です。
平均課税について質問させていただきます。
本年9月に特許報奨金として非課税で377万円支給されました。
会社からは、雑収入扱いで確定申告が必要といわれています。
平成18年の地方税通知書における課税標準の総所得は591万円です。
報奨金支給は今回のみと仮定して、平均課税の適用可否をおしえてください。
よろしくお願いします。
このあなたのご説明では、
平均課税の適用云々は困難なように思われます。
若干の問題点
(1)特許報奨金はどのような性格のものでしょうか?
会社があなたに支払う特許使用料でしょうか?
それともあなたが特許取得開発に関与したお礼金でしようか?
3.ご参考
(1)変動所得とは
漁獲又はのりの採取から生ずる所得、はまち、まだい、ひらめ、かき、うなぎ、
ほたて貝又は真珠(真珠貝を含む。)の養殖から生ずる所得、
原稿又は作曲の報酬に係る所得及び、
著作権の使用料に係る所得の金額の合計額をいいます。
(2)臨時所得とは
事業所得、不動産所得、雑所得のうち、
次に該当するもの及びこれに類するものをいいます。
1)不動産や借地権、漁業権、特許権などを3年間以上他人に使用させることにより、
一時に受け取る頭金や権利金などで、その金額が契約金額の年額の2倍以上である。
2)公共事業のために、事業を休業、転用、廃業することにより、
3年間分以上の事業の所得の補償として受け取るものである。
3)プロ野球選手などが、3年間以上の専属契約を結ぶことにより、
一時に受け取る契約金で、その金額が契約金額の年額の2倍以上である。
