教員免許更新について

非常勤講師を勤めております。
翻訳家や通訳などフリーランサーの方々と、変わらない立場だと思うのですが、教員免許にかかった費用は申告できないものでしょうか?
必要経費のひとつと思います。大変不公平に感じています。5万以上はどうしてもかかりますので。

一般的な確定申告書のAのほうでは、必要経費を落とせる項目がありませんので、Bのほうがよいのでしょうか?

ご回答をよろしくお願いいたします

匿名さんが給与所得者という事を前提に回答します。

給与所得の場合、給与所得控除という概算経費が使われています。

例えば、
500万の方だと154万円(年間)
300万の方だと108万円(年間)

源泉徴収票の「支払金額」から「所得控除後額」を引いた金額です。
これは、使っても使わなくて経費として税金計算するような仕組みとなっています。
フリーランスの方は、領収書等などから経費を計算して
税金を確定するという仕組みです。
概算か実額かという違いです。

給与所得者の場合には、
特定支出控除という制度もありますので、
これを使えば、免許更新費用も経費とできますが、
年間の使った経費が給与所得控除額の1/2以上ないと適用できないため、
なかなか難しいのではないかと思われます。

以下を参考にしてみてください。

(国税庁)給与所得者の特定支出控除

http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1415.htm

回答税理士

重野会計事務所

2014/2/16 日曜日