住宅用土地購入時の贈与税について

現在、私はアパート暮らしをしていますが、
今回、住宅用の土地を見つけ、家を建てようと思っています。
まず、H22年11月に親(妻の親)からの援助(約700万円)と本人(妻名義)の預金を合わせて、
ローンを組むことなく土地を購入しました。
その後、住宅ローンを組み(夫名義)、家を購入しようとH23年3月に工務店と契約をしました。

【質問1】
この場合、土地購入後、家を建てたとしても、
親からの土地購入援助に対して、贈与税はかかってくるのでしょうか?。
【質問2】
親が65歳以上なので、
「相続時精算課税」などを適用できるのでしょうか?
【質問3】
H22に援助を受けているとH23年3月15日までに申請をしていないと、【質問2】が適用出来たとしても、申請を今から出す事は出来ませんか?

また、そうであれば、税金のかからない、上手な方法はありませんか?
宜しくお願いします。

問1 土地は奥様の資金と奥様の親御さんからの資金部分は奥様名義にして、奥様は贈与税の申告手続きを済まされたと思いますが それでよろしいでしょうか。
 もしまだだとすれば、贈与税の申告と納税が必要になると思います。23年3月15日までに申告しなかった場合には特例の適用はありません。

問2 23年3月15日までに申告してないので土地についてはできません。
 建物の資金をこれから23年中にもらう場合には、住宅取得資金の1000万円までの非課税、相続時精算課税の贈与が選択できますが、いずれも翌年の24年3月15日の申告期限間までに申告した場合に限られます。

 奥様の親御さんからの資金を贈与ではなく借入金にすれば課税はされませんが、そのときは金銭消費貸借契約書を作成し契約通りに返済することが必要になります。親御さんに返済する資力があなた方にないときは、例えばある時払いの催促なしでは贈与税が課税されます。

2011/5/9 月曜日