平成22年度、住宅用1500万円の贈与について

●結婚を機に、親名義の土地に新築を建設予定です。平成23年3月頭竣工予定です

【質問1】
住宅購入時の1500万円の贈与税非課税枠について

「平成22年度の税制改正で、住宅購入時の贈与税非課税枠について、1500万円に拡大」

され、既に親から1500万円が口座に振り込まれています。

仮に建設工事のスケジュールが押して、4月に竣工となってしまった場合、非課税の対象は23年度の非課税枠1000万円分のみになってしまうのでしょうか。

贈与税の申告期限(3/15)における建築の進行具合によっては1,500万円の非課税贈与の対象になります。
具体的には、申告期限において屋根(その骨組みを含みます。)を有し、土地に定着した建造物として認められる時以後の状態にあり、その内容を証明した書類等を添付して贈与税の期限内申告をすることが要件になります。

宇佐美税理士・社会保険労務士事務所

2011/2/1 火曜日