住宅ローンと配偶者からの贈与

質問させていただきます。

今年の末に新築がたたる予定です。

住宅に2700万円
電化製品に150万円
家具に150万円を予定しています。
合計金額が税込3150万円になります。

我が家で1000万円
夫の親から300万円の援助
妻の親から500万円の援助
銀行から1350万円のローンを組む予定です。

質問1)妻の親から500万円を贈与はできないのでしょうか?

質問2)妻の親から500万円を贈与は贈与税対象になるのでしょうか?

質問3)妻の親からの500万円の贈与は電化製品や家具の資金にあててもよいのでしょうか?

平成22年度の税制では、確定申告を行うことにより親から住宅取得資金として1,500万円まで(通常の110万円と合わせて1,610万円まで)は非課税となる制度があります。
この制度は、自分の親からの贈与が対象ですので、配偶者のご両親からの贈与については適用されません。

奥様のご両親からあなたが住宅取得資金を贈与された場合、通常の贈与税の対象になり、500万円でしたら53万円の贈与税がかかります。

今回のケースでしたら、奥様のご両親の分は奥様に贈与してもらい、住宅をあなたと奥様の共有にして、奥様で非課税の申告をされると、500万円について贈与税はかかりません。

電化製品や家具の資金についても贈与税の対象になります。

宇佐美税理士・社会保険労務士事務所

2011/1/19 水曜日