父名義の家と土地を子供の名義に変える時の最適な方法

父名義の家と土地があります。
そこには父は住んでおらず、私達(娘夫婦と子ども)が、耐震の工事をして住む予定です。

その際の名義なのですが…
父がお金を出したことにすれば、こちらに贈与税がかかり、私が出せば父の持ち物にお金を出して贈与したことになるそうです。

では、父から家の名義を変えても、父からの贈与になります。また、手続きなどに色々とかかるみたいです。

父から購入という形にするのが一番良いのかなぁと思うのですが、それも父に対して税金が発生するとか…

どうするのが一番良いのか悩んでいます。

ちなみに土地は800万、家屋は70万の価値です。
どうか良い方法を教えてください。お願いします。

不動産を親から子に移す場合、考えられる方法として次のものがあります。

1.贈与
2.譲渡
3.相続

1.の贈与の場合は、子に贈与税が掛かります。
2.の譲渡の場合は、親に譲渡所得税がかかります。
3.の相続の場合は、子に相続税がかかります。

したがって、どのケースが一番税額が低くなるかを考える必要があります。
お父さんの資産内容が分かりませんので、はっきりした答えは出せませんが。
もし、お父さん資産が余り多くなければ、相続時精算課税制度(2500万円まで特別控除あり)を利用して、今の内に、子に贈与するのも一つの方法です。
この場合、親が65歳以上子が20歳以上の要件がありますので注意してください。

回答税理士

岡谷洋志税理士事務所

2014/7/19 土曜日