加算税の問い合わせ

【相続の流れ】
2年前に親が亡くなり、兄弟二人で財産を相続することになりました。
当然、家屋・不動・現金を二人で遺産分割協議が終わり、
相続税も期限内に申告書も提出し、基礎控除の範囲で終わりました。

ところが数日前に、遺産相続の調査で来ると税務暑から連絡がはいり、
親の預金・現金を別に有りましたので、
それを改めて税務調査前に申告しようと思ってます。

【質問】
当然、加算税がかかるのは分かりますけど、
過少申告加算税・重加算税のどれに該当するのか教えて下さい。

重加算税とは、隠蔽や仮装がある場合に、
増加の本税に対し35%の税率で課される追加課税のことを言います。

単純に財産がもれていた場合は、
過少申告加算税(10%)と延滞税(14.6%)が追加の税金に加算されます。
(仮にもれていた財産に対する税金が100万円ならば、
過少申告加算税は10万円になります)

今回のご質問のケースでは、
特に仮装・隠蔽とは考えにくいため、
重加算税の対象にはならないと思われます。

和田敦税理士事務所

2007/8/10 金曜日