2箇所以上からの給与 雑所得は20万円以下

質問させていただきます。

給与を2か所以上から受けています。但し、給与の収入金額は2,000万円を超えてはいません。以上より確定申告を行う必要があることは理解しております。

その他、原稿料や講演料として雑所得が4箇所から計16万円ほどあります。うち二箇所からは支払調書(税込み6万円と税込み4万円、それぞれ10%が源泉徴収済み)。その他の二箇所からは支払調書自体の発行がありません(額はそれぞれ約3万円です、源泉徴収もされていないことは確認しています)。

【質問1】
この場合、雑所得としては20万円以下なので、雑所得としての申告は不要であるという解釈は可能なのでしょうか。

【質問2】
支払調書が発行されており、税務署に把握されていることから、支払調書が発行された2箇所のみ申告するというのが可能なのでしょうか?

【質問3】
雑所得として全額(15万円)を正直に申告したうえで、図書費などの領収書付きの必要経費を加えた上で、申告するべきなのでしょうか。

非常に込み入った症例ですが、以上についてご教示いただければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

【回答1】
給与を2ヶ所以上から受けている者でも、従たる給与収入と雑所得との合計額が20万円以下であれば確定申告しなくてもよいことになっています。
文面から察しますと従たる給与収入と雑所得の合計が20万円以下ではなさそうですので、その場合には確定申告が必要となり、雑所得の申告も必要になってくると思います。
【回答2】
可能かどうかを税理士としてお答えできませんが、申告漏れとなります。
【回答3】
必要経費を適正に計上し申告すべきでしょう。

2011/3/7 月曜日