決算書の作成と申告書の提出

自分で確定申告をする場合は、まず以下の基礎知識を勉強しましょう。

簿記のしくみ

勘定科目について

帳簿の種類

上記のことを勉強した上で、1年間の売上・経費などを計算し、決算書
を作成します。決算書の作成には、以下のソフトを使い、パソコンで行います。

●弥生会計 06 Standard Win/インテュイット
 定価:42,000円(税込)

●やよいの青色申告06 Win/インテュイット
 定価:12,600円(税込)

●みんなの青色申告7 Win/ソリマチ
 定価:10,290円(税込)

●やるぞ!青色申告2006 Win/ホロン
 定価:11,340円(税込)

●ミロクのかんたん!青色申告 Win/ミロクユニソフト
 定価:9,800円(税込)

●おたすけ!青色申告 Win・Mac/マグレックス
 定価:Win:8,800円(税込), Mac:13,440円(税込)

▼記帳(帳簿入力形式)から申告書提出までの流れ

1. 売上を「売掛帳」(※取引先別)へ記帳する
→売上の入力: 請求金額を「売掛帳」へ入力
→売上の回収: 銀行口座への入金額を「売掛帳」へ

2. 現金で支払った経費を「現金出納帳」へ記帳する
→領収書: 消費税込みの金額を「現金出納帳」へ入力
→交通費: 表計算で1ヶ月分を集計、まとめて入力してもOK!

3. 仕事用の銀行口座の取引データを「預金出納帳」へ記帳する
→売上の入金: 銀行口座への入金額(→「売掛帳」へ)
→経費の引落: 家賃、水道光熱費、通信費、クレジットカード払い
→現金の引出: 生活費は【事業主貸】で処理し、個人のお財布へ。仕事の経費とする分は、「現金出納帳」で管理する。
→利息の処理: 利息の入金があったら【事業主借】で処理する。
※預金通帳の入出金データを全て入力します。

4.10万円以上の物品購入があった場合:「固定資産台帳」へ登録。
【減価償却費】を計算して、事業年度の経費となる額を算出。

5.決算書・申告書作成の処理をしてプリントアウトして終了。

6.総勘定元帳もすべてプリントアウトしてファイルに綴じておきます。
ソフトのデータバックアップも忘れずに取っておきましょう。

▼申告書の提出について

「確定申告をするとき」をご覧ください。

経理用語や処理の問題で何かと分からないことがあれば、
身近にいる先輩や専門家に聞いてみましょう。

判断が難しいものは、直接税務署に聞いてしまうことが一番です。
税務署では通年を通して、電話での無料相談サービスも実施しています。

2006/10/30 月曜日