サラリーマン副業の白色申告について

2014年1月6日に、それまで務めていた勤務先(A社)へ退職届を提出し、2月28日までは有給休暇消化期間となりました。退職金も発生します。
2014年3月1日より、別の企業(B社)への転職が決まりましたが、退職当初、転職ではなく独立も視野に入れていたため、1月16日~2月26日まで請負契約で電気工事の仕事をしておりました。
その間の請負での収入はおよそ27万円で、経費として7万円ほど掛かっております。

この請負での収入に関して、来年の確定申告時に白色申告が必要と思い、今から調べておりましたが、白色申告時に、給与所得や申告分離課税所得、また医療費控除や地震保険控除などの欄が出てきて混乱しております。
B社の年末調整でそれらは済ませると思いますので、白色申告はあくまでも請負収入に対してのみの記載だけで良いのでしょうか?(源泉徴収税額ゼロという計算になります)
それとも、白色申告時に、A社B社での収入や源泉徴収額、各種控除額なども記載する必要があるのでしょうか?

基本的によくわかっておりませんので、奇妙な質問になっているかと存じますが、ご教示願えますと幸甚です。

白色申告は、事業収入がある場合に行います。
事業とは、
「独立的に、営利性、有償性を有し、かつ、反復継続して営まれる業務であって、
社会通念上事業と認められるかどうかにより判断すべき」とありますので、
反復継続されていない今回の場合は、雑所得となると考えられます。

A社の分を含んでB社で年末調整がされていると思いますので、
雑所得(収入-経費)が20万円を超えれば、申告が必要です。
超えなければ、申告不要となります。

ちなみに申告が必要だとすると、B社の源泉徴収票に書かれている数字を
申告書に記載する必要があります。
(源泉徴収額、各種控除額など)

(参考)
給与所得者で確定申告が必要な人
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1900.htm

回答税理士

重野会計事務所

2014/2/26 水曜日