年末調整と、青色、白色申告について

企業Aで七月まで勤務して退職、その後すぐ企業Bに転職しB社を10月に退職し、今は外国企業の日本オフィス(C)で働いています。

ただし、こちらは、株式会社設立がされていず、給与も本社から支払われています。

A、Bでは当然厚生年金、社会保険でしたが、現在は年金、保険は個人で入っており、確定申告も当然しなければなりません。

法人、AとBの年末調整、及びCの確定申告はどうすればいいのでしょうか。
青色ですか、白色ですか?

こんにちは、年末調整と確定申告についてお答えします。

ご質問内容から、A社とB社からの収入は給与所得に該当する思われますので、確定申告において給与所得として合算して計上することになります。

年末に退職している場合には、その会社で年末調整を受けることができないため、個人で確定申告を行う必要があります。

C社についてですが、文面からは給与所得か事業所得かの判断がつきません。

ポイントは、C社との契約が、雇用契約なら給与所得となり、業務委託契約なら事業所得となります。

したがって、支払者が個人か法人か、国内か海外か、といったことは関係ありません。
事業所得に該当するようであれば、青色申告で確定申告する方が税務上は有利になります。

そして、最終的には、申告書においてA社とB社とC社とを合算して、課税所得を算出することになります。

こうした手続きは分かりにくいところではありますが、ご参考下さい。

回答者

松本会計事務所

2013/11/29 金曜日