申告誤りに関して

学生主体の法人の経理を担当している者です。この法人は少額ながら、毎月人件費が発生しています。

今年1月の年末調整時に算出した金額が誤っていることが、この時期に判明しました。

というのも、ある月の支払いでAさんに支払うものをBさんに支払っていたことに誰も気付かない(本人達も気付かない)状況だったのですが、最近Aさんから所得税の請求が来たと報告を受けました。

実はAさん、もう一つアルバイトをしていた(深夜手当がついたため高額だった)が、親の扶養でいるために103万超えない様計算しながら働いていました。今回も超えなかったはずなのに、給与収支が103万を超えていたと通知が来てしまったと言われました。

それで再度確認をしたところ誤って振り込んでしまったことが判明したという状況です。

そこで質問です。

<質問1>
今から申告をし直すことが出来るのか。

<質問2>
もし、申告し直せるならどのような手続き(必要書類等)が必要なのか。

※なお、Aさんは学生で父親の扶養に入り、国保は支払っていませんでした。

わかりにくい説明で恐縮ですがご助言お願い致します。

山口県の税理士森川寛子と申します。

法人の方から、誤りの原因となったAさんとBさんの給与明細1年分の控えと、年末調整時の書類・法定調書等の証明できる書類を持って管轄の税務署へ行き、処理を誤った事を説明し、相談して下さい。

実質課税の原則というのがありますので、その事実を納得してもらえれば訂正してもらえます。

なお税務署へ再提出されれば、地方公共団体にもその内容が行きますので、国保も大丈夫だと存じます。

回答税理士

2013/7/6 土曜日