帳簿のつけ方について

平成23年4月から、個人事業主となりました。(主に、鉄を扱う建築業です)

「質問1」
 
 水道光熱費等の家事按分率ですが、
 どのように割り出すのが一番適切で しょうか?

「質問2」

 専従者給与の届をしようと思ってい ますが、いつまでに届けなければな りませんか?
 
「質問3」

 25年度から、消費税納税業者になり ますが、簡易・本則か・・迷ってい ます。というのは、外注費が多いた めです。外注費は、非課税と判断さ れるのでしょうか?

「質問1」水道光熱費等の家事按分率について
 
 事業の形態によって事務所内での水道光熱費等の使用量は異なります。4月からの開業という事ですので、4月以降の使用量を前年同月のものと比較してどのくらい増加しているのかを半年から1年の期間で調べてみる、あるいは事業専用で使用している事務所と家屋全体の床面積の比率で按分するなど、その費用の内容によって最もよいと思われる方法を選択してください。

「質問2」青色事業専従者給与に関する届出について
 
 既に青色申告の承認申請はされている事と思いますが、専従者給与の届出と共に開業の日から2か月以内に提出します。

「質問3」消費税について
 
 簡易課税か本則課税かで迷われていますが、建設業の場合通常は簡易課税が断然お得です。しかし、損失が膨らんでいる事業とか、本社ビルを建てるような大きな支払が生じる年には、本則課税のほうが納税額が少ない場合があります。
 外注費については、一人親方等の場合で材料などを自分で負担しないような外注では、雇人と違いがないと見なされ、課税仕入とならない場合があります。

2012/4/26 木曜日