住宅取得資金贈与の特例

住宅取得資金贈与の特例を受けたいと思っております。

親から住宅購入資金として700万円の贈与を受けましたが、実際に住宅購入に要する資金は500万ほどで足りそうな状況です。

?特例の申告時には贈与を受けたお金を住宅購入のために使用した証明や明細のようなものは必要になるのでしょうか。

?500万しか使用しない場合は、残り200万は課税対象になるのでしょうか。

こんにちは。

ご質問の件ですが、

?非課税の特例の適用を受けるためには、贈与を受けた年の翌年2月1日から3月15日までの間に、非課税の特例の適用を受ける旨を記載した贈与税の申告書に計算明細書、戸籍の謄本、住民票の写し、登記事項証明書、新築や取得の契約書の写しなど一定の書類を添付して、納税地の所轄税務署に提出する必要があります。

?住宅取得等資金とは、受贈者が自己の居住の用に供する一定の家屋を新築若しくは取得又は自己の居住の用に供している家屋の一定の増改築等の対価に充てるための金銭をいいます。そのため、住宅購入以外の部分の贈与は特例の対象とはならず、贈与税の対象となります。

よろしくお願いします。

早稲田和大税理士事務所

2012/12/4 火曜日