市民税について
全く知識が無いので、少しでもアドバイス頂けたらと思っております。
私は2009年の秋に会社の都合で退職となり、それから現在まで定職についていません。
この会社での収入がとても低かったので2008年の最初に確定申告をしていなく、その年は市民税(一期につき12000円程)を払っていたのですが、2009年は確定申告をしたところ市民税の請求がありませんでした。
(申告後この年は2000円だけ返ってきました。)
2010年の確定申告には行かないでいましたら、6月くらいに市役所から源泉徴収票等の提出を求められて先日市民税の納付請求が届きました。
これは2010年の最初に確定申告をしていれば請求されなかったのでしょうか?
課税明細には
合計所得金額671,900
控除計466,717
年税金22,000
となっており、22,000円の納付になっています。
これは今からではどうにもならないものなのでしょうか?
宜しくお願い致します。
市民税は、前年の所得に対して課税されます。
計算方法は、所得控除の額が少し異なりますが所得税とほぼ同じで、市民税の税率は10%です。この税額に均等割4,000円をプラスします。ただ、過去の税制改正の関係で少し調整が入ります。
ご質問の数字を見る限り、2010年の住民税の計算は現段階では合っていると思われます。
(所得割)
671,900-466,717=205,000(千円未満切捨)
205,000×10%=20,500
20,500-2,500(調整)=18,000
(均等割)
4,000
(合計)
18,000+4,000=22,000
もし、退職後に国民年金や健康保険等をお支払の場合は、今からそれらを記載した確定申告を行うことができますので、この場合は税金が少なくできます。
住民税の徴収方法は、普通徴収と特別徴収の2種類あります。
普通徴収は市役所からご自宅に直接通知が届き自分で支払う方法、特別徴収はお勤めの会社が毎月の給料から天引きして徴収する方法です。
2009年は市民税の請求がなかったとのことですが、2008年の所得に対して2009年の市民税の計算を行いますので、2008年の所得が少なければ2009年の住民税はかからないことがあります。
また、ある程度の所得があった場合は、お勤めの会社が住民税を天引きしていたことが考えられます。
給与明細をお持ちでしたら、住民税が天引きされていないかご確認下さい。
