太陽光発電の減価償却について

店舗兼住居で自営業をしております。

毎年税務署で指導をいただきながら白色申告をしています。

改装費などの減価償却は店舗部分の面積の比率で(面積のほとんどは店舗です)、光熱費などの経費は稼働率から計算しています。

平成26年に太陽光発電を取り付けましたので、こちらも減価償却しました。
そして売電した収入は雑所得として計上しました。
減価償却の額よりも、売電収入のほうが高くなりました。

今回お尋ねしたいのは
(1)平成27年度の申告では、太陽光発電の減価償却はしないことは可能ですか。
前回は減価償却したのに今回はしないのは問題ですか。

(2)売電での収入は年間20万円ほどです。この程度の雑所得は個人用とするならば、申告はしなくてもいいのでしょうか。

以下、回答させていただきます。

(1)平成27年度の申告では、太陽光発電の減価償却はしないことは可能ですか。
前回は減価償却したのに今回はしないのは問題ですか。

<回答>
個人の所得税については、減価償却は強制償却となっております。
よって、減価償却はしなければなりません。

(2)売電での収入は年間20万円ほどです。この程度の雑所得は個人用とするならば、
申告はしなくてもいいのでしょうか。

<回答>
個人用であったとしても、申告は必要です。
貴方様の場合には、事業所得があるとの事ですので
毎年確定申告をしていると思われます。
確定申告をする者は、たとえ、雑所得が20万以下でも申告は必要です。

(参考 国税庁タックスアンサー)
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1900_qa.htm

以上、参考になれば幸いです。

回答税理士

重野会計事務所

2016/3/4 金曜日