不動産収入の節税について

所得税について質問させていただきます。

以下の場合は節税になりますか?

・サラリーマンをしながら不動産(アパート)経営をしている
・不動産管理会社に1部屋をリフォームするために一定期間を貸して、家賃保証の中でリフォーム費用をまかなう
・その期間の家賃収入はない
・家賃保証は8割でその8割を返済に充てる
・要するにその期間はキャシュフロー的には支出も収入もないが、実質的には借金がある

以上の場合です。
他にも固定資産税なども何か影響ありますか?

補足
賃料は60,000円で家賃保証は48,000円

ご質問について回答させていただきます。

アパート収入は不動産所得に該当します。
ご質問の場合、給与所得と不動産所得を合算して所得税を計算します。

不動産所得がプラスの場合、給与所得と合算しますので納税額が増加します。
不動産所得がマイナスの場合、給与所得と損益通算して納税額が減少(給与所得の源泉徴収税額の還付となります。)します。

よって、総収入金額(家賃収入)から必要経費(修繕費、減価償却費、固定資産税、借入金利息、管理費等)を控除してマイナスになれば節税になります。
借入金は所得計算上、利息分しか経費にできませんので注意して下さい。
また修繕費も注意して下さい。

資本的支出(実質的に価値を増加させるもの)に該当する場合は、一回で経費にできなくて、減価償却を通じて経費計上することになります。

回答税理士

2015/7/18 土曜日