年の半分が自営で、残りがサラリーマンの場合

【年収の半分が自営で、残りが会社員の場合の申告書の書き方】

◆2001年11月から自営業
◆職:情報処理システム開発のプロジェクト管理・推進
◆2008年までは確定申告(青色)

◆2009年の6/18までは自営。6/19から
 会社員としてサラリーマンに。

 事由)従事したプロジェクトは契約
    形態が派遣でしか働けない
    為、今までの取引会社に嘱託
    社員として入社。

◆昨年収入状況 
 ・昨年は1月~4月までは自営業として従事。

   →収入は、働いた月の翌々月
    に入るので、6月まで。

 ・サラリーマンとしての収入は
  6/19から6/30までの
  日割り分、7月から12月まで
  は各1カ月分。

   →会社員なので、年末調整あり。
   →源泉徴収票あり。

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質問:9年間確定申告をやってきま
   したが、このケースでの書き
   方は初めてなのでわかりませ
   ん。
   一体どの用紙に何をどのよう
   に書けばいいのか教えてくだ
   さい。

   必要事項を手順交えてご教授
   頂ければ幸いです。

よろしくお願い致します。

確定申告書は前年と同様にBを使用して下さい。
自営として得た収入や発生した費用は、前年までと同様に事業所得として記入して下さい。
会社員として得た収入は給与所得になりますので、給与所得の「収入金額」欄に給与の支給額を、「所得金額」欄に給与所得控除額を控除した後の金額を記入することになります。
その他の部分につきましては前年と同じ要領で記載することになるはずです(前年と所得控除等の内容が同じであることを前提とした場合)。

確定申告書には源泉徴収票を添付する必要があります。

注意点として、自営業でなくなって以降の経費は、事業所得の経費にできない可能性が高いと考えられます。
この点に関しましては、実態を詳しくお聞きしなければ正確にお答えすることはできませんので、ここでのご回答は差し控えさせて頂きます。

吉野会計事務所

2010/3/1 月曜日