期末棚卸についてどうすればいいのか分からない状態で困っています

個人事業主なのですが、期末棚卸についてどうすればいいのか分からない状態で困っています。

去年までは自分が資本のサービスのみを提供していたので「仕入れ」というものが必要ありませんでした。
しかし今年に入ってパワーストーンを使用したハンドメイドブレスレットの販売をしています。

と言っても、まだ仕入れして作っている段階であまり販売には力を入れていなかったので三万円ほど材料を仕入れて売れたのは数千円程度です。

会計ソフトには「仕入れ高」として仕分けしていましたが、期末棚卸というものがあるのをすっかり忘れていました。
期末棚卸高はどのように計算すればよいのでしょうか?

既製品であれば仕入れた商品の在庫になっている数を数えて金額を計算すればよいのかなと思ったのですが、手作りの場合、パワーストーンやパーツ一粒一粒の単価を出さなければならないのでしょうか?

そうなると、仕入れた時に数を数えていなかった上に友人にサンプルで作ってあげたりしていたのでどの石をどれくらい使ったのか分からず、出すことができません。

この場合、どうすればよいのでしょうか?
ただ仕入れ高から売れた数千円分を引いた金額を期末棚卸高として計上すればよいのでしょうか?
また、出した期末棚卸高を来年度の期首棚卸高に記載すればよいのでしょうか?

お力いただければ幸いです。

厳密に言えば、部品(パーツ)代に工賃を上乗せした金額に付加価値(利益)を乗せて販売します。

従って、期末の棚卸については、実地で部品(パーツ)の数を把握して、それに仕入れの種類ごとの単価金額を掛け、さらに、それに係る工賃代を乗せた金額の合計額が期末の棚卸金額となります。

工賃はその製作に携わった社員の給料の一部です。
そうして出てきた期末棚卸金額は翌期首の棚卸金額となります。

式で言えば、

当期首棚卸金額+部品(パーツ)等仕入れ金額(工賃部分も含めたもの)-期末棚卸金額=当期製造原価

となります。

売上からこの原価を差し引いたものが利益(損失の場合もある)となります。

回答税理士

2014/12/6 土曜日