贈与税について

ご質問がございます。

下記、当方の現況になります。今年のお話です。

■マンションの購入にあたり、その資金にと妻の親から500万円を頂きました。

■そのうち400万円弱を費用の一部として充当済み。

【質問1】
贈与税はいくら程かかるのでしょうか?

【質問2】
500万円のうち、400万は使用済み。手元に残っている100万強を親に返却する事で、贈与税の適用は400万円に対するものとして処理されないのでしょうか?

【質問3】
贈与税として適用されない方法がある(もちろん脱税ではなく)という事も
聞いた事があるのですが、実際どのような手続きを取れば良いのでしょうか?

【質問4】
この件について、実際税理士の方にご相談にのって頂く場合、その費用はどれくらいかかるのでしょうか?

はじめまして。
税理士の吉川と申します。

【質問1】
贈与税はいくら程かかるのでしょうか?

400万円の贈与の場合、
(400万円-基礎控除110万円)×15%-10万円=33.5万円となります。

【質問2】
500万円のうち、400万は使用済み。手元に残っている100万強を親に返却する事で、贈与税の適用は400万円に対するものとして処理されないのでしょうか?

実際に使用してしまった400万円が贈与となります。
なお贈与契約書は作成済みでしょうか。まだであれば
贈与契約書を作成し、領収書を作成することを
お勧めいたします。

【質問3】
贈与税として適用されない方法がある(もちろん脱税ではなく)という事も
聞いた事があるのですが、実際どのような手続きを取れば良いのでしょうか?

借入という形であれば、贈与税は生じません。
但し、金銭消費貸借契約書を作成し、契約書どおりに
返済が行われなければ、実質贈与とみなされます。

【質問4】
この件について、実際税理士の方にご相談にのって頂く場合、その費用はどれくらいかかるのでしょうか?

現金贈与の場合、贈与税の申告書の作成業務として
3~5万円程度の報酬というのが一般的のようです。
(当事務所も同水準です)

よろしくお願いいたします。

吉川直樹税理士事務所

2012/8/1 水曜日