中古物件と購入する際の生前贈与

築28年くらいの中古物件を購入する際に私の親から1000万の援助を受けました。

購入する際にネットで調べたところ親からの援助で1000万までは無税だという法律を見たので安心して購入しました。(それは2004年版の記事でした。)

ですが、3月の確定申告の際に税務署に聞いたら贈与税がかかりますといわれたので、親からの援助ではなく、貸借ということにしました。

物件を販売した仲介業者さんに相談したら生前贈与扱いにしたら5000万円までは無税になりますよと言われましたが、本当にそうなのでしょうか?

質問1 
贈与の場合には税金はいくらになりますか?

質問2 
すでに振り込まれているお金に対しての後からの生前贈与の手続きが可能なのかどうか?

質問3 
生前贈与扱いにすると本当に5000万円まで無税になるのででしょうか?

以上よろしくお願い致します。

質問1について
 1000万円の贈与の場合の税額は2,310,000円になります。住宅取得資金の贈与の適用要件の中に新築後20年以内(耐火建物は25年以内)というのがあり、その要件を満たさなかったのでしょう。

質問2について
 贈与税の申告は期限を過ぎてもできますが、無申告加算税と延滞税が課税されます。

質問3について
 相続時精算課税の贈与を適用した場合には、父から2500万円、母から2500万円合計5000万円まで贈与時には課税されませんが、親の相続のときには相続財産として計算される制度があります。

回答税理士

2013/5/24 金曜日