紹介事例
光栄メディカル様
兵庫県明石市の福祉サービス会社 光栄メディカルは、税理士紹介センターを利用し、創業以来8年間おつきあいしていた税理士から新しい税理士に変えた。 担当者T氏に、その理由と、税理士紹介センターを利用しての感想などを詳しく聞いた。
光栄メディカル 〜 明石市の福祉サービス会社
-- 光栄メディカルについて教えてください。
光栄メディカルは、兵庫県明石市にある福祉サービスの会社です。居宅介護支援、訪問介護、デイケアなど介護サービスを行うほか、有料老人ホーム「ほっと倶楽部」の運営や、介護付き旅行などの企画運営を行っています。設立は2000年、従業員は55名です。
-- 光栄メディカルでは、税理士紹介センターをどのように活用しましたか。
2007年10月、税理士紹介センターから明石市のF税理士をご紹介いただきました。その後F税理士と顧問契約を結び、月2回来社の上、税務相談に乗っていただいています。
顔を見せない税理士へ不満がつのる
-- 光栄メディカルが今回、税理士を変えようと思ったのはなぜですか。
光栄メディカルでは、設立以来8年間、ずっと同じ税理士事務所にお願いしていました。社長の知人から紹介された、大阪のAという、3〜4人の税理士がいる事務所です。うちの担当はB先生という35歳ぐらいの税理士でした。しかし、正直申し上げて、A税理士事務所、そしてB税理士に対しては不満だらけでした。
-- どんなところが不満だったのですか。
一番不満だったのは、先生が会社に来てくれないことです。A税理士事務所のやり方は、ネットベースでした。毎月、ネットにつながった経理システムに、こちらのパソコンで数字を打ち込み、税理士事務所側は、1年に1回、決算の時にそれを集計して決算書類を作るだけ、というものです。ですから、1年を通して、顔を合わせての相談ができませんでした。
何か相談があったらメールや電話でということでしたが、A税理士事務所はその対応すらも満足ではなく、相談ごとがあって聞いてもレスポンスが遅いのです。
-- レスポンスが遅いとは、例えばどんなことですか。
光栄メディカルの業務は、設立当初は介護サービスだけでしたが、ここ数年は老人ホーム運営、介護旅行と、福祉をテーマにサービスの領域を広げています。同じ介護を行っていても、それぞれ業種が異なるので、経理上では勘定科目が違ってきます。パソコンに入力する際に、この費用はどの勘定科目になるのか、これで合っているのか、など税理士の判断を仰がなければならないことがしばしば起きてきます。
しかし、そういうことをA税理士事務所に聞いても、なかなか返事が返ってこないので仕事が進まず困っていました。
税理士を変えたい!でも・・・
-- そのように不満を持ちながら8年間も税理士事務所を変えなかったのはなぜですか。
経理担当者の間では、税理士事務所を変えたいとずっと思っていました。社長も同じだったと思います。でも、社長としては知人から紹介された税理士事務所だったので、なるべく変えたくないという気遣いがあったのでしょう。
しかし、決算間際になり、これはいよいよ税理士を変えなければならないという決定的な状況になりました。
申告間際なのに決算書類ができてこない! 〜 税理士変更の決定的なできごと
-- 何があったのですか。
昨年10月末が今期の決算書類の申告期限でした。時間の余裕が欲しいので、早めに書類を持ってきて欲しいと担当のB税理士にお願いしていました。しかし、10月に入っても、一向に書類が届く様子はありません。10月の中旬になってもまだでした。
社長は決算書類を見ながら税理士といろいろ相談事があったと思います。しかし書類すらまともに持ってこれないようでは相談どころではありません。ついに、社長から、税理士を変えるから、探すようにと言われました。
ネット検索で税理士紹介センターを知る
-- 税理士紹介センターを知ったのは何がきっかけですか。
A税理士事務所がそうだったように、知りあいの紹介だと、税理士がよくなかった時に紹介者に気を遣ってなかなか変えられないということがわかりました。そこで、事務スタッフのアイデアで、しがらみのない、インターネット検索で探そうということになりました。
-- インターネットの紹介サービスで税理士探しをするのに不安はありませんでしたか。
特に不安はありませんでした。光栄メディカルでは、老人ホーム「ほっと倶楽部」の入居者募集に、やはりインターネットでの紹介サービスを利用しています。常日頃からインターネットサービスの良さを実感しており、抵抗は全くありませんでした。
キーワードは忘れましたが、検索してみると一番先に出てきたのが「税理士紹介センター」でした。わかりやすいサイトだったし、電話番号が明記されていたので、電話をしてみました。
■ 税理士の条件を電話で話す
-- 光栄メディカルの税理士選びの条件は何だったのですか。
光栄メディカルの税理士選びの条件は3つありました。
一つ目の条件は、至急紹介して欲しいということ。
今期の決算が終われば、A税理士事務所との契約を更新するかどうか決めることになりますが、絶対に更新したくない。だから、その前に次の税理士を探さなければなりませんでした。
二つ目の条件は地元の税理士であること。
A税理士事務所は明石から電車で片道40分もかかる大阪にありました。遠い税理士はもうこりごりでしたので、地元明石で探したいと思いました。近くて、最低でも月に2回ぐらいは来てくれる先生が理想でした。
三つ目の条件は、こちらの要望や質問にすぐに対応してくれる税理士であること。
B税理士のようにレスポンスが遅いとこちらの仕事が進みません。質問にすぐに答えてくれて、マメに動いてくれる先生がいいなと思いました。
税理士紹介センターに電話をすると、「何かお困りですか」と聞かれましたので、この3つの条件を伝えました。
■ 電話して1時間後に近くの税理士から連絡が来る
-- それからどうなりましたか。
電話して1時間後には、候補の先生から直接連絡が来ました。その早さには驚きました。
とりあえず来てくださいと申し上げ、すぐにその候補の先生に来社してもらい、社長、経理担当事務員、私の3人で面談を行いました。それがF税理士です。
-- F税理士の印象を教えてください。
第一印象から親しみのもてる先生でした。B税理士と比べると格段に話しやすい感じです。しばらく話すうち、社長とは経営にかかわる深い話をしていました。勘定科目すらまともに答えてくれないB税理士では考えられなかったことです。
月2回来社してもらえること、要望にすぐに応えてくれそうな雰囲気だったことで、面談に参加した全員一致で、F税理士にお願いしようということになりました。
-- F税理士の顧問料はA税理士事務所と比べてどうでしたか。
このようなよい条件にもかかわらず、F税理士の月額顧問料はA税理士事務所と同じでした。
■ 新しい税理士が決まって気持ちに余裕が生まれる
-- ところで、なかなかできてこなかった決算書類はどうなったのでしょうか。
B税理士には、再三催促したにもかかわらず、結局、申告前日になっても決算書類ができませんでした。本来であれば、税理士が事前に届けに来て説明をし、確認の上で社長が所定の箇所に捺印するべきものです。
でも書類ができていないのですからそれもできません。仕方なく、私が申告当日に社判を持って行き、税務署でB税理士と待ち合わせてその場で捺印する、というありさまで、社長は税務申告前に書類に目を通す暇すらありませんでした。
B税理士には、あきれてものが言えませんでしたが、その時にはもうF税理士が来てくれることに決まっていましたから、怒りながらも、気持ちには余裕がありました。
■ 税理士紹介センターを利用してみて
-- 税理士紹介センターを利用しての感想をお聞かせください。
電話してすぐ、近くのいい税理士を紹介してくれて、とても満足しています。F税理士は、こちらがお願いしたことをすぐにやってくださる先生です。
定期訪問だけでなく、何かあるとすぐに来てくれるので安心感があります。社長とも、よく経営のことで話こんでいるようです。
まともに顔を合わせることがなかった前の税理士のことを考えると、税理士紹介センターに電話して本当によかったと思っています。
-- 税理士紹介センターを利用してみて、もっとこうだったらよかったというご要望はありますか。
特にありませんが、あえて言うなら、サイトの中で税理士選びの基準とか、平均的な業務内容などの情報があったらいいですね。他の会社と比べて自社がお願いしている税理士がどうなのか、比べようがないのでわからない担当者が多いと思うのです。そういう情報があれば、税理士を変えるべきかどうかの判断材料の一つになるかもしれません。
■ 税理士を変えたい担当者の方へのメッセージ
-- 最後に、現状の税理士に不満があって悩まれている担当者、経営者の方にメッセージがあればお願いします。
無料でリスクがないので、税理士紹介センターを気軽に利用されたらいいと思います。うちの場合、一人目の先生がたまたまいい先生で運が良かったのだと思っていましたが、後で、税理士紹介センターは登録の税理士を厳しい基準で厳選していると聞き、なるほど、単に運がいいだけではなかったのだと思いました。
税理士探しにネットでの紹介サービスは向いていると思います。一度会って合わないと思っても断りやすいからです。ずっとおつきあいをする税理士だからこそ、「断りやすい」ということがとても重要だと、今回つくづく感じました。
お忙しい中、有り難うございました。
※ 光栄メディカルのWebサイト