相続時精算課税と住宅資金贈与非課税

質問させていただきます。

H23年3月に土地を先行取得し、建物については、H24年2月に完成し、3月に入所予定です。

祖父母および両親から資金の贈与を受けます。

祖父母からは1000万、両親からは2000万です。

H23年度の税制改正で相続時精算課税の贈与者の年齢が65歳から60歳となるため、
両親は62歳なのですが、適用は出来ると考えております。また、祖父母からも適用になると記載してありました。

住宅資金贈与非課税については、土地の先行取得でも適用になると記載してありました。

<質問1>
以上の条件の中で、祖父母と両親からの贈与をどのように摘要するのがベストでしょうか。
(土地・建物・住宅資金非課税・相続時精算課税)

<質問2>
贈与してもらった金額3000万を来年申告しますが、その際の内訳は、何か証明するものが必要でしょうか。
(例えば、両親からの振り込みされた日と祖父母から振り込みされた日が異なるのですが、
それを土地や建物にどう使ったかと細かく記載しなければならないのでしょうか)

以上、よろしくお願い致します。

ご質問1につきまして
・住宅取得等資金に係る相続時精算課税制度の特例(措法70の3)
・住宅取得等のための金銭贈与に係る贈与税の非課税(措法70の2)
の両制度をご活用ください。

ご質問2につきまして
・入金に関して証明する書類は必要ありません。
ただし必要資料はたくさんあります。

(両制度それぞれに規定していますがまとめています)
あげた人の住民票等→生年月日などの確認
もらった人の戸籍等→生年月日等の確認
もらった人の住民票の写し→ちゃんと引越したかどうかのチェック
登記事項証明書→→適用要件をみたした建物かどうか
新築や取得の契約書の写し→ちゃんと購入しているかどうか

等は必要となります。申告の際には必要資料等を再確認頂き、必ず確定申告が必要となりますのでご注意くださいね。

あさの会計

2011/4/1 金曜日