土地や建物は相続と贈与ではどちらが節税になりますか?

1.土地や建物を相続した方が節税なのか、贈与した方が節税なのか、損益分岐点(金額)を教えてください。

2.夫名義の土地や建物を妻の名義に変えた場合は、贈与税がかかりますか?

3.110万円以下は贈与税はかからないのですか?

以上、お願いします。

1について
 一般的には贈与よりも相続の方が税負担が軽くなりますが、具体的な状況がわからないと回答は困難です。
相続税軽減のために居住用財産の夫婦間の贈与の方法もあります。遺産想定額、相続人と続柄、年齢その他状況により回答が全く異なる場合があります。

2について
 結婚20年以上の夫婦間における居住用財産の贈与には
 2110万円まで課税さfれません。それ以外の贈与では贈与税が課税されますが、暦年贈与では110万円の非課税枠があります。

3について
 歴年課税の贈与には年間110万円の基礎控除がありますので110万円以下の贈与には税金はかかりません。

回答税理士

2015/5/30 土曜日