マイナスの資産

会計帳簿の知識はほとんど無く、会計ソフトまかせで毎年決算、確定申告書類を作成していて今回「妙な」数字が出て参りました。
「貸借対照表」に関してですが、「資産の部」の「工具器具備品」欄の期末の値がマイナスになっているのです。
資産にマイナス値というのが正しくなさそうな事は判るのですが、何がどうなっているのかサッパリ・・・です。
どこから原因調査していけばよろしいでしょうか。

耐用年数が経過して減価償却費に計上できる金額がなくなっているのに引続き計上している場合など、購入した固定資産の金額以上に帳簿価額を減らすとマイナスになります。
どこかで仕訳を間違えた可能性がありますので、今までの「工具器具備品」の元帳をさかのぼって、資産ごとに購入した金額とその後減らした帳簿価額を確認して下さい。
確定申告の減価償却費の明細があれば探しやすいと思います。

宇佐美税理士・社会保険労務士事務所

2012/2/3 金曜日