年収増額と税金の関係について

私は、都内の企業につとめる会社員です。年収と手取り額を記録していたのですが、2010年と2011年の年収(額面)と手取りを比べたところ、以下のような形になりました。

◆年収
 ・2010年:760万(手取り:619万)
 ・2011年:810万(手取り:615万)

※私は独身で扶養はありません。
 2010年度は火災保険(2万円程度)

【質問】
 詳細の情報が必要になるのかもしれませんが、上記のような現象は起こりうるものでしょうか。
 所得税の税率は同じレートが適用される範囲かとも思い、何か計算間違いがあるのでは?とも思いまして質問をさせて頂きました。

こういった質問は趣旨と異なるのかもとも思いましたが、どこに間違いがありそうなのか/もしくは起こりうる事象という点を教えて頂けたらと思い質問をさせて頂きました。

お手数をおかけし恐れ入りますがご教示頂けますと幸いです。

よろしくお願い申し上げます。

年収は大幅に増えているのに手取り額は少額にしても減少しているのはなぜか、ということですね。

「手取り額」が何を集計されているか、ということがポイントです。
給与から天引きされるものは、所得税、住民税、社会保険料以外にも各会社ごとにいろいろなものがあるので、所得税の計算間違いが原因とは断定できません。

所得税に関していえば、所得控除額が扶養家族の変動等により減少すればこのような現象もありえますが・・・

2009年データがないので何ともいえませんが、2009年の年収がかなり少ないのであれば、住民税が原因とも考えられます。
住民税は前年の所得を基に課税されます。2009年の年収が少なければ、2010年の住民税も少なく、2010年の年収が2009年の年収より大幅に増加した結果、住民税の税額も増加した分が2011年に徴収されたことによる現象とも考えられます。

毎月の給与明細を確認させていただかないと正確なところはわかりません。

及川小四郎税理士事務所

2012/1/30 月曜日