所得税の予定納税について

私の妻が2か所の会社の役員をしていて、2か所の会社から役員報酬を受取っています。
会社A 年間報酬税込500万円未満(源泉徴収有)。会社B 年間報酬税込300万円未満(源泉徴収無)。
昨年11月より、他の会社のパートとして働き初め、現在3か所から給料をもらっている状態です。
(パート会社の給料は 月税込約7万円、源泉徴収有。)
今まで予定納税をしていましたが、予定納税をすると本人の税金がいくらで、いくら納めているか、
また、控除が適切にされているか等非常にわかりずらい面があります。
税額を正確に把握し、適切な節税対策を行いたいと思っています。
予定納税をやめるにはどうしたらよいでしょうか?
(昨年までは申告書Bを使用して確定申告をしています。)
よろしくお願いいたします。

その年の5月15日現在において確定している前年分の所得金額や税額などを基に計算した金額(予定納税基準額)が15万円以上である場合、その年の所得税の一部をあらかじめ納付するという制度があります。この制度を予定納税といいます。

その年の6月30日の状況で所得税の見積額が予定納税基準額よりも少なくなる人は、7月15日までに所轄の税務署長に「予定納税額の減額申請書」を提出して承認されれば、予定納税額は減額されます。
 なお、第2期分の予定納税額だけの減額申請は11月15日までです(この場合には、10月31日の状況において見積ることとなります。)。

申請書が承認されれば予定納税額は減額されます。

上間智志税理士事務所

2011/3/10 木曜日