オンラインカジノの納税について

オンラインカジノに興味がありやってみようと思いましたが、調べるうちに利益には税金がかかると知りました。

【質問1】
この場合の税金は一時所得だと思うのですが、仮にスロットをした場合、どこまでの期間の利益が課税対象になるのでしょうか?

例えば、1回まわすのに1000円使ったとします、その時の利益が50万円を超えなかったら税金は払う必要がないのでしょうか?
それとも、1日の利益で計算するんでしょうか?

【質問2】
仮にスロットだけを1年間して、1回まわした利益ごとに計算をする場合、
50万円以下だと払う必要がない?と思うのですが、これが貯まっていき年間で300万円の利益が出たとします。

このとき税金は払わないといけないのでしょうか?
払うとするなら何の税金が掛かるのでしょうか?
また、どういう計算をすればいいのでしょうか?

【質問1】

課税対象となる期間(以下「課税期間」という)は今年の場合であれば平成22年1月1日から平成22年12月31日となります。課税期間はオンラインカジノを始めた日からではなく、始めた日の属する年の1月1日から12月31日までと考えてください。

 また、利益の計算時期なのですが、1回の利益が50万円以下であるかどうかでなく、課税期間の利益が50万以下であるかどうかで考えてください。もし課税期間の利益が50万円を超えているのなら所得税を払う必要があります。また、利益は課税期間中の総収入から総支出(収入を得るために直接支出した金額)を差し引いて算出してください。

【質問2】

1年間というのを1月1日から12月31日までの期間と解釈して話をします。

結論から言うと、所得税を払わなければなりません。50万以下だと税金を払う必要がないと思われているのは、特別控除額(最高50万円)の存在を知っておられるからだと思いますが、多少勘違いをされております。利益は1回まわすごとに算出するものではなく、課税期間をベースに算出するものです。年間の利益が300万円であるならば特別控除額を超えているため、税金を納める必要があるでしょう。

〈計算方法〉

一時所得=総収入-総支出-特別控除額(最高50万円)

課税の対象=一時所得×2分の1

 上記の算式により、総収入から総支出を引いた金額が300万円であり、ここから特別控除額を引いた金額250万円が一時所得となります。したがって、一時所得250万円の2分の1である125万円が所得税の課される金額となります。

2011/2/2 水曜日