事業主勘定の仕訳についてお願いします

個人事業で初めての青色申告です。
経理は初心者です。

事業主勘定がある事を知りました。
事業主貸勘定は経費にならないと理解はできるのですが、個人の通帳から事業の仕入れ代金とか家賃などを支払った時に、事業主借勘定をつかうと、経費になりませんよね?
何か違う仕訳方があるのでしょうか?

実際に経費なのに事業主借勘定をつかうことで経費にならないと利益が増え課税所得がふえますよね?
お答えよろしくお願いします。

事業主勘定は、事業に関係ないお金の動きを表現するのに使用します。

通常、通帳の動きが事業のみであれば、事業主勘定を使わずに記帳しても、特段不都合はありません。しかし、事業用の預金などから個人的な出金がある場合など、記帳しないと、実際の預金の残高と、預金の残高がずれてしまいます。

そこで、事業主勘定を使用することによって、事業を行っている「私」から、消費者としての「私」の間のお金のやりとりを表現することにしています。

よって、事業の口座から事業のお金を使った場合、事業主勘定は、使いません。

回答税理士

内山瑛公認会計士・税理士・行政書士事務所

2016/2/23 火曜日