請負契約の自分は個人事業主として確定申告をしないといけない?

去年2月末から請負契約で働いていますが、確定申告をする際、個人事業主として確定申告をしなくてはならないと先輩から伺いました。

確定申告自体がはじめてなこともあって、不安で色々調べてみたらたいした控除もうけられず100万あるかないかの年収の中で税金が40万近く取られると知り、どうすればいいのかわからなくなりました。

年収のない母がいるため扶養控除と、無差別に受けられる基礎控除は受けられると信じますが、少しでも節税できる方法は他にないでしょうか。

そんなに奪われたら生きていけないです。どうか、助けてください。

あと、請負契約の自分が個人事業主として本当に確定申告をしなくてはいけないのでしょうか。
教えていただきたいです。

坂田公認会計士事務所です。

まず、雇用契約でないので確定申告はしなければいけません。

そして、控除は扶養控除と基礎控除を合わせて最低でも76万円は取れます。
すると、収入から76万円を差し引いた金額を基に税金計算を行い、税率は住民税と合わせて15%で済み、税金は4万円弱で済みます。

更に、個人事業主であれば必要経費を収入から差し引けます。
仕事のために掛った経費を集計してみて下さい。

最後に、経費がない場合でも、請負契約の相手先が1社だけならば、給与所得控除と似たものとして家内労働者等の必要経費の特例として65万円の控除が認められます。

決して、悲観しないで下さい。

回答税理士

坂田公認会計士事務所

2015/1/23 金曜日